緑系信心や、アタルカにのみ赤をタッチしたアタルカアブザンなどで採用され、その強力な火力で多数のクリーチャーやプレインズウォーカーを焼き払っていましたね。

• 0点のダメージを割り振ることはできません。

霜歩き「助かった……」

• 与えるダメージは能力の対象を取るときに、一緒に割り振る必要があります。
• 一部の対象が不適正になっても、ほかの対象に追加でダメージを与えることはできません。

今回プロツアー準優勝を飾った八十岡プロ特製の青黒ドラゴンコントロールにも採用されていました。

• コントロール奪取能力に対応してシルムガルを除去等で処理した場合、能力の対象とされていたカードのコントロールは（一瞬たりとも！）移動することはありません。
• コントローラーが変わったクリーチャーは、いわゆる「召喚酔い」状態になっているため、速攻を持っていない限り、そのターンには攻撃したりタップ能力を起動したりすることはできません。（ブロックはできます）

• シルムガル自身のコントロールが奪われた場合、シルムガルによって奪われていたカードのコントロールは元のオーナーのところへ戻ります。
• また、奪われたシルムガルのコントロールを再び得たとしても、シルムガルで奪っていたクリーチャーのコントロールを再び得ることはできません。

～素朴な疑問～

「どうしてシルムガルのコントロールが奪われると、奪っていたカードも相手に帰っちゃうの？カードには『あなたが…をコントロールし続けている限り～』って書かれているよね。『あなた』ってのがそのカードのコントローラーを指しているんだったら、それが対戦相手であろうと依然として『あなた』はシルムガルをコントロールしていることになるんじゃないの？」

「ではここでマジックCR（総合ルール）の109.5を見てみよう。

オブジェクトに記されている「あなた／You」という語で示されるプレイヤーは、（中略）誘発型能力の場合には、能力が誘発した時のそのオブジェクトのコントローラーを指す。　(ルール文書より引用)

つまり、『あなた』とはシルムガルを出した段階でのコントローラーのことを指しているわけなんだね。」

「なるほどー」

良好なマナレシオに加えて呪禁と攻撃が通るたびに《予期》が誘発。その強さは（価格も）折り紙付き！

• 《予期》効果はプレイヤーにダメージが通った場合にのみ誘発します。プレインズウォーカーにダメージを与えたときは誘発しません。＼ｵｯｼﾞｭﾀｰｲ／

• 執政本人だけでなく、他のドラゴンが対象にとられてもダメージ能力は誘発します。勘違い注意！（筆者経験談）
• プレイヤーへのダメージ能力なので、対戦相手がプレインズウォーカーをコントロールしている場合、そちらにダメージを移し替えることができます。

• 何らかの形で雷破の執政が絆魂を得ていた場合、能力による3点ダメージでもライフが回復します。